ホタル観賞会

ホタル観賞会

P1010542頸城区のほたる生息地は、明治地区の玄僧、大蒲生田、矢住などのごく限られた地域です。ホタルはコウチュウ目、カブトムシ亜目、ホタル科の昆虫の総称です。

この地域では、初夏の風物詩、ほのかな光を点滅させて飛び交うほたるを間近に鑑賞することができます。

この地域は山間あるいは山里の地形で、所々に清水や沢水が自然に湧き流れて出ています。ホタルはきれいな水が流れるところを好み長い幼虫期を過ごしますので、まさにホタルの生息に適したところと言えます。

鑑 賞シーズンは6月の中旬から7月の中旬の約1ヶ月程です。初めに少し大型の源氏ほたるが飛び始め、少し後れて平家ほたるが舞い始めます。最盛期には見応え のある光景が展開されます。特に暖かく湿気のある天候の時はホタルの活動も活発になり乱舞を目の当たりにすることができます。

年々、ホタルを観に訪れる人も多くなり、近年は県外からも訪れるようになりました。各町内会では安心して鑑賞できるように鑑賞スポットの整備を進めたり、ほたる祭りを開催して観に来られた方を案内したり、湯茶を振舞ったりしておもてなしを行なっています。